hatanikiteminkaeのブログ

高知県の幡多地方の景色やお店をご紹介 幡多に来てみませんか?

幡多弁と一口にいっても・・・

高知から西に行くにしたがって

高知弁と幡多弁は混ざり合っていくから

本当は佐賀弁と中村弁と土佐清水弁は違うのです

なかでも宿毛弁はちょっと特徴があって・・・

 

登場人物

    口うるさい標準語の主人

    うっかり八兵衛さん(なんかの時代劇? 宿毛弁)

    番頭さん

 

主人       「八!  八!!   全くもうっ!  どこへ行ったのやら・・・

                 八!!!」

八兵衛    「はい  旦那様   お呼びでしょうか?」

主人        「遅いじゃないか?!  どこへ行ってたんだい?  お得意様周りは終わったのかい?」

八兵衛    「いっちきちもんちきちかえっちきち・・・」早口で

主人        「なんだって??  ちゃんとしゃべりなさい!」

八兵衛    「いっちきち もんちきち かえっちきち・・・」

主人        「何言ってんだい? おまじないはいいよ!」

八兵衛    「いっちきち   もんちきち    かえっちきち・・・」ちょっとゆっくり言った

このやり取りを聴いていた番頭さん

彼は標準語と宿毛弁のバイリンガル

番頭       「旦那様  八は(お得意様のところに)行ってきて (そこから)戻ってきて

                      (今やっと店に) 帰ってきたとこだと  申しております」

主人       「?!    ちぃちぃ言うな!!」

 

 

昔 父からきいた 笑い話を ちょっとアレンジしてみました

(父からきいたのは 高知弁と宿毛弁で「ちぃちぃ言うな!」「きぃきぃ言うな! 猿かお前!!」

 みたいな切り返しの話だったと思います  高知県内でこんなに言葉が通じない という笑い話です)

 

宿毛弁は語尾に「ち」がつくのが 特徴です

今はあんまり聴くことがなくなりました

標準語文化が押し寄せてきてますね

 

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咸陽島の海から見える大月の風車

 

 

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