hatanikiteminkaeのブログ

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思い出の料理

今日もご訪問いただきありがとうございます

 

あっという間に

母が亡くなって数年がたちましたが・・・

 

・・・

いろいろ衰えてはきていたものの

痛いところをなんとか治したら

もう数年

一緒に過ごせると思っていました

 

実際は

「脊椎狭窄」の 改善手術をして

手術した病院は3週間ほどしかいられず

次の病院に転院して

リハビリを兼ねて

体力も元に戻しながら

自宅での生活にもっていくはずが

病院食があまりにも老人向けで

何かをミキサーにかけて

ゼリーのようなもので固めたおかずとか

おかゆに近い白飯とか

気持ち悪くて食べられず

病院の決まりで差し入れ持ち込み禁止だったのを

真に受けて

「食べんと元気にならんけん・・・

    病院やけん仕方ない・・・」

すませてしまった

バカな娘(わたしのことです)

 

結局

体力は落ちたまま

自分で

自分の体重を支えられず

わたしは仕事しないと生活ができないので

自宅に一人で母一人いる時間が

とても多くなるから

自宅に帰宅は今の状態は無理

 

という

私の意見は無視され

 

母は

自宅に帰ってきましたが

 

その翌日

用意しておいた鍋料理を

わたしの帰宅後の夕食に一緒に食べようと

準備していて

大火傷して

救急車で運ばれて

皮膚移植

 

そこからは

癌がみつかったり

怒濤の数年で

 

教わりたかったことも

そのままに

 

母を見送りました

 

 

もう一度たべたかった

母の料理もあったのに・・・

 

 

 

前置きが長くなってしまいましたが

母の作ってくれていた料理の中で

名前のない家庭料理ですが

名前つけるとすれば

「キビナゴのすき焼風煮物」

とでもいいましょうか?

 

キビナゴという

両手一杯すくって

200円もしないような

長さ10センチ

幅1センチ

くらいの半透明な魚

 

それから

ニンニクの葉

 

それを

醤油

砂糖

ですき焼風の味付けで煮たもの

 

ときには

それに本当のすき焼のように

豆腐やシラタキがはいってることもありました

 

不思議だったのは

5月頃の

キビナゴのシーズンには

ニンニクの葉は出回ってないことでした

 

 

これは数日前の

地元のスーパーのチラシ

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ニンニクの葉は今がシーズンです

魚売り場に注目していて

わかりました

 

この時期

まだ小さいキビナゴが売られてるのです

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このシーズンに食べてたんですね

 

実はあまり好きなメニューではなかったけど

今は懐かしいです