hatanikiteminkaeのブログ

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「君の膵臓をたべたい」 キミスイ 見逃した方は配信で!! ぜひオリジナルの小説も読んで!!

「君の膵臓をたべたい」

略して「キミスイ」

 

膵臓(すいぞう)ってどこにあったっけ??

胃とか肺とかに比べて

マイナーな臓器ですよね

 

 

「君の膵臓をたべたい」

住野よるのデビュー作

 

今日テレビ(金曜ロードSHOW!)で放映されてますね

 

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Realsoundよりお借りしました

 

 

 

私は小説を先に読みました

 

 

 

主人公の男女の

テンポある会話と

意味深なこの小説のタイトル

の意味(作品の中で大事にされる言葉です)

印象的な作品でした

ラストシーンは泣けます・・・

 

 

今日放映されている

映画バージョンは

主人公役の女の子が(浜辺美波)

綺麗に魅力的に撮られていて

この女優さんのファンには

たまらない作品でしょう

原作の小説の良さを最大限表現した

というよりは

当時女子高校生だった浜辺美波の

女子高校生の特別な時間を

美しく収めた

ビデオアルバム

のような

仕上がりです

 

また

大人になった(12年後の設定)「僕」(小栗旬)が

思い出す形で

物語が進んでいく構成も

原作とは違います

 

 

 

私は

この原作の小説の

相手をお互い「君」と呼ぶ

(名前を呼ばない  呼ばないことにも意味があります)

ポンポンとした

会話のテンポや

 

孤独に強い しっかりした男子高校生にみえて

実はナイーブな男子高校生の「僕」の内面

 

仕方なく

病気の「君」に

クールに付き合っている「僕」

(可愛い女子高生に振り回される同級生男子)

のようで有りながら

 

最後まで紳士的な「君」

と呼ばれる

「僕」

(僕の名前も意味深です)

 

 

が好きでした

 

それは共犯者のようであり

優しく見守る保護者のようであり

実は戸惑っているただの男子高校生であり

二人は特別な関係でした

 

 

映画ではそこが

ちょっと物足りない

 

www.cinematoday.jp

 

 

realsound.jp

 

 

 

伏線が見事に回収されて終わる

 

残酷であるようにみえて

突然終わるカットアウトであることで

綺麗な思い出だけを残し

特別感が一層増す

 

友達と恋人の中間を

揺れる

高校生の二人の

美しい物語です

 

「君の膵臓をたべたい」

これを本の題にした

住野よるさん

天才です!!

 

 

 

私はまだみていませんが

アニメ版の映画も作られています

https://kimisui-anime.com/

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U-NEXTで

実写版もアニメ版もみることができます

(一部有料商品有り)

 

 

Amazonプライムビデオでもみることができますよ

 

 

追記

アニメ版 U-NEXTでみました

こちらは

小説と同じく

高校生の僕の語りで

物語が進行していきます

 

小説の魅力だった

「君」と「僕」のテンポの良い会話も

一部表現されています

 

本心か冗談か

その境目を突然いう「君」に

「僕」が

クールに

時にはサラっとかわし

時には憎まれ口で返す

そしてそこには

「僕」の知性と品位が感じられる

 

私はアニメ版の方が好きでした

 

桜の美しい春から

夏祭り 花火 のシーズンを過ぎて

秋を感じる頃

突然終わる

特別な関係

 

純粋な気持ちを

取り戻させてくれる

作品です

 

 

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