hatanikiteminkaeのブログ

高知県の幡多地方の景色やお店をご紹介 幡多に来てみませんか?

君たちはどう生きるか

今日もご訪問ありがとうございます

 

今さらだと思われるかもですが

この前 「まぁ坊豆腐」さんにお邪魔した時

本棚に並んでたので

ランチのできてくるまでに読み始めて

続きが読みたいために

デザート追加して

読みました

 

コペル君というニックネームの15才の少年に

おじさんが手紙のようにノートに書き綴った「考えるヒント」

大事なこと

忘れてはいけない気持ち

様々な出来事の中でどう生きていくか

 

 

 

例えば (本とはかけ離れますが)

先日 高知県である水難事故 (事件?) がありました

この事故か事件かはっきりしないところに

遺族であるお父様は非常に苦しんでいらして

ツイッターで当日の情報を知りたいと

ずっと訴えていらっしゃいます

 

高知県でこういうことが起こってしまったのが

とても残念です

 

事件か事故か

そこは私には判断できません

 

1人の男の子が溺れて亡くなったのですが

一緒にいた数人の友人 (友人ではないのかもしれませんが)

当日その子が溺れている現場にいた子が

誰一人 誰かに助けを求めたりしなかった (出来なかった そうすることを知らなかった)

問題はここです

一緒にいた子達はここで考えないといけなかった

 

自分たちで無理に助けようとしなかったのは

その子達も溺れてしまう可能性があるから正しかったとして

 

例えば

その男の子が勝手に水に入ってしまって 溺れてしまったにせよ

悪ふざけが過ぎて 溺れさせてしまったにせよ

いじめがエスカレートした結果だったにせよ

数人いたその子たちは

「救命」を最優先するべきだった

色々な心の葛藤があったにせよ 「救命」の決断ができる子がいなかった

 

自分の損得を超えた

「大きな善悪」というか

日本は「お天道様がみてる」「誰かがどこかでみてる」

と表現してきたけど

 

例えば

自分が 一族が 生き延びるためなら

嘘をつくのも正義 (嘘も100回ついたら真実になる と教える)

事実を捻じ曲げるのも正義

証拠を捏造するのも正義

(ちょっと前の韓国ドラマなら 「チャングムの誓い」のチャングムと敵対する

チェ一族 (チェパンスル商会)のような)

そういう思想の中で育ったら

その考えから抜け出すのは難しい

それが代々続いて国家になったら

何をか言わんや

ですが・・・

 

(どこかの誰かさんたちはこういうドラマを作って大ヒットさせるのに

  現実問題ではチェ一族の考え方なのが面白いですね  余談ですが(笑))

 

1つのことを 色々な方向から光を当てて考えられること

物事の奥を見通せる力

 

このことは大事だと思います

 

 

また

新しいことをみつけていくこと

さらに知識を深めていくには

今まで先人が積み上げてきた知識を正しく理解して

その上にまた積み上げること

そのためには努力も勉強もしなくては・・・

 

人の功績の上澄みを横取りしてばかりの社会がどうなるか?

今実証されてるような気がしますが・・・

 

「自国ファースト」「自国にとっての正義」も過度になると

「A自国ファースト 正義」と「B自国ファースト 正義」は

対立してしまうこともある

 

その時どうするか?

 

 

 

 

「君たちはどう生きるか」では

おじさんは

あえて結論を出さずに

年齢を重ねて

コペル君自身が答えを考えていくんだよ

 

という

姿勢を貫いてます

それがさらに

コペル君をさらに深みのある人間に育てていく

 

今から80年前に書かれたこの本

全く古くない

 

読んで良かったと思いました

読んだことない方はぜひ!

 

お子様がいらっしゃる方もぜひ!!

 

 

 

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