NHKプロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明監督スペシャル
庵野秀明スペシャル
NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル
庵野秀明
言わずと知れた
今をときめく
大ヒットアニメ映画
↑これを作った監督さんです
その庵野秀明監督を
NHKが４年間も密着取材して
制作過程などを記録していきました
しょっぱなのナレーションから衝撃的でした
NHKらしくないし
そもそも密着取材の感想として相応しくない
「この男に安易に手を出すべきではなかった」
と言ったのです（笑）
輝かしい作品の裏に 地道な報われない時間がたくさん費やされている
ついつい忘れてしまうのだけど
輝かしい表舞台の裏には
いつも地道な報われないかもしれない
時間の問題積み重ねが隠されている・・・
自分の体験でいえば
ピアノの発表会
当日引く曲を３ヶ月から半年前に決めて
楽譜を読んで
たどたどしい音出しから
スムーズに弾けるようになるまでも相当な時間を要する
またそこから何かが人に伝わるようになるまでは
またまたかなりの練習時間をかける
でも
自分以外の人の演奏を聞く時
この努力の部分は忘れて
ただただ
「才能のある人はいいな」
と思ってしまう・・・
自分が知らない分野ならなおのこと
アニメーションなんて
これを人間が手作りしている
という事実さえ
忘れてしまって
完成された世界だけを見ている
「エヴァンゲリオン」は不親切なほどに説明が少ない
でも完成された世界観があって
その世界は庵野秀明監督の中にある
しかも今回は新しい表現をしたい
今までの自分を超えたところに
ストーリーも運びたい
そしてエヴァンゲリオンを完結させたい
なんと庵野監督は
最初のパートであるAパートは
９ヶ月かけて作ったものを全面的に作り直し
作品の４分の１であるDパートは
期限ギリギリまで構想が固まらないまま進んでいく
庵野監督の妥協しない姿勢が貫かれ・・・
その分見えないところで庵野監督は血を流しているような・・・
「庵野は血を流しながら映画を作る」
宮崎駿監督の言葉です
自分の命より作品が大事
この放送の中で印象的な言葉でした
「自分の命より作品が大事」
作品作りに没頭すると
生活が疎かになっていく庵野監督
奥様の存在が大きかったですね
庵野監督の側に奥様がいて良かった
二人の関係をコミカルに描いた
「監督不行き届き」
ほのぼのと面白いです
エヴァンゲリオンと会社のカラーの歴史のアニメ
これは今上映されている作品の
種まきをする直前までのエピソードです
大きなカブ(株)
欠けたものに魅力を感じる
エヴァンゲリオンの
シンジもレイもアスカも
みんなどこか欠けている
それは肉体ではなく
心の傷といってもいい
事故で脚を失ったお父様の影響が大きい
と
ご本人がおっしゃっていらっしゃいました
作品完成後 自分は作品をみない
作品完成試写会の場面
「ありがとうございました」
と
一言だけ挨拶した後
会場から出てしまい
何かしら作業を始める
庵野監督
庵野版エヴァンゲリオンは
今回完結編ですが
庵野監督作品は
まだまだありそうな予感
次の庵野作品はどんな作品になるのでしょうか？？
期待して待ちたいと思います
庵野秀明という男の生き様を記録した プロフェッショナル 仕事の流儀
冒頭NKKのナレーションで
「苦行のような４年間が始まった」
といったのですが
庵野監督を見守って記録を続けた
NHKスタッフの愚痴のようであり
血を流しながら映画を作る
庵野秀明監督の
苦行の４年間の記録
と
言っていたのか？
と
番組が終わって思いました・・・
「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル」
庵野版エヴァンゲリオンを完結させたい
完結させなければ！！
その強い思いだけで
完走した
庵野秀明監督の生き様を垣間見ることができる作品でした
hatanikiteminkae.hatenablog.com
